気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

お食い初め

一汁三菜と真鯛のお祝い膳

お食い初め」とは、一生涯食べることに困らないようにと願いを込めて、食べさせる真似をする儀式です。産まれてから100日を無事に過ごすことができたお祝いでもあります。

 

日本の衛生状態の改善や医療技術の進歩により、赤ちゃんが無事に何事もなく100日を迎えることは多いと思います。実際、日本は世界の中で「赤ちゃんが最も安全に産まれる国」との評価を受けています。

一方、世界全体に目を向けると、衛生状態の悪さや紛争によって、守ることができなかった赤ちゃんの生命も多く存在しています。清潔な水や消毒剤があれば助かる命も多いといいます。ロシアによるウクライナ侵攻によって奪われた赤ちゃんの生命もあります。避難先で赤ちゃんを抱えた母親の姿や、攻撃の最中に出産したとの報道を目にした方も多いのではないでしょうか。

日本においては、せっかく安全に産まれてきても虐待や貧困によって、命を落とす例が少なくないとも聞きます。

 

赤ちゃん(子ども)は次の世代を担う社会の宝であると同時に、今を生きている私たちの希望でもあります。多くの子ども達の生命が守られる社会の実現に向けて、自分が貢献できることを考え行動しなければ、とガラにもないことを考えた子供の日でした。