美ヶ原は長野県上田市、松本市、小県郡長和町にまたがる高原です。
名古屋からは中央道で岡谷インターチェンジまで行き、そこからビーナスラインでアクセスできます。標高は約2000mもありますが、その高さまで直接クルマで行くことが可能です。
そんなアクセス抜群、かつ晴れれば360度の大パノラマが待っている美ヶ原までドライブして来ました。
400ha(東京ドーム85個分)の広大な草原に約300頭の牛が放牧されているらしい。
これだけ広いと300頭がいても、点々と佇む感じになっています。
期待した大パノラマは残念ながら拝むことはできませんでした。
が、地上と比べると格段に涼しいですし、空気も澄んでいます。
車を停めた場所から、約10分くらい歩いたところにある「美しの塔」
美ヶ原は濃霧になることが多く、その対策のために建てられた避難塔とのことです。
頭のてっぺんには霧鐘と避雷針が備えられていて、裏側から塔の中に入ることもできます。
ちなみに、この日も麓からどんどん霧が上ってきていましたし、2年前に訪れた時は辺り一面の霧で何も見えず、車から一歩も降りずに帰ったこともありますので、霧が多い場所、というのは非常に納得できます。
遠くに鉄塔が並んでいる場所が、美ヶ原高原の最高地点(2034m)の王ケ頭です。
通称「鉄塔銀座」と呼ばれているようで、鉄塔やアンテナマニアにはたまらない場所みたいです。「美ヶ原 鉄塔」でググると、お好きな方のページがたくさん出てきます。
王ケ頭までは美しの塔から1時間以上かかりますし、今回はハイキングの装備も持って来ていないため、美しの塔から駐車場まで引き返しました。
ま〜っすぐに続く一本道が、歩いていても気持ち良く、晴れていたらさらに最高だと思います。
帰るころには牛たちが餌を求めて、ハイキングコースのすぐそばまで来ていました。
と、こんな感じで約1時間ぐらいの滞在でしたが、高原の爽やかな風、美味しい空気と牛たちに、しっかりと癒してもらってきました。
次はちゃんとした装備で王ヶ頭まで行ってみたいと思います。
その時は3度目の正直で晴れることを祈りつつ。