先日、佐久島に行った際に寄ったカフェが最高でした。
場所は西港渡船場近く、黒壁の西集落にあります。
静かな港と、それを囲む黒壁の集落の雰囲気がとても良いです。
かつて潮風から家を守るために何度もコールタールが塗られていたため壁が黒いらしい。
港から少し坂を上った高台にある、自家焙煎コーヒーの店「カフェ 百一(ヒャクイチ)」さんがそのお店です。
坂を上るところに置かれている看板が、これまた良い味を出してます。
お昼ごはんをいただいたお店と同じく、ここも古民家を改装したお店で、テレビでよく見かける「ザ・田舎のおばあちゃんの家」の趣きです。黒壁と石畳のアプローチ、中庭が上手く調和しています。
中に入るとこれまた懐かしい日本間。置かれているソファもレトロな雰囲気で部屋とマッチしています。床の間に見える「ねことじいちゃん」の看板は、NHKのテレビ番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」で有名な、岩合光昭さんが初めて映画監督として撮った作品のものです。ほとんどのシーンがここ佐久島でロケが行われ、このお店も撮影に使われたとのこと。
アイスコーヒーはすっきりとした味で美味しかったです。
コーヒーだけでなく、ケーキセットやコーヒーぜんざいなどのスイーツメニューもあります。あいにくこの日は売り切れでしたが、知多ハイボールもメニューにはありました。
窓から見える景色も素晴らしく、スイーツやお茶を楽しんでいると、居心地の良さに時が経つのを忘れてしまいそうです。
と、こんな感じのカフェで、島をガンガン散策するのも良いですが、このカフェでのんびりコーヒータイムもおすすめです。