由布島(ゆぶじま)は西表島の目と鼻の先にある、周囲2kmの小さな島です。
島全体が亜熱帯植物園になっていて、私が住む名古屋では温室の中で育てられている南国の植物が、島のあちらこちらにあります。
そして、何よりの魅力は行き方で、水牛車に乗って海を渡ります。所要時間は5〜15分くらい、幅があるのは牛のモチベーションによって左右されるからです。夕方近くなると早く仕事を終えて家に帰りたいため、普段の倍くらいのスピードで海を渡るらしい。
ひと仕事を終えて休憩中の水牛。
性格も穏やかでゆっくり私たちを運んでくれます。
島に到着していきなり現れたのは、池に浸かっている水牛。
まるで温泉に入っているようで、見ているこちらも癒されます。
気持ちよさそう。
ちなみに人間と違って疲れを癒しているわけではなく、汗をかかない動物なので、体温調節のために水に浸かっているらしい。
亜熱帯植物楽園、という名の通り、植物園の温室でしか見たことのないような植物がズラリ。
植物に気を取られていると、巨大なヤドカリが歩いていたり、ヘビがネズミらしき小動物を丸飲みしていたりと、野生を感じさせるようなシーンを目にしました。(残念なことに写真を撮るのを忘れました)
クスッと笑いを誘う看板もあります。
私たちの前には、おじーは飛び出してきませんでした。
ガジュマルなのか、なんなのか分かりませんが、もう南国のそれですよね。
天気はイマイチでも、やっぱり海の透明度は抜群です。
晴れた日の景色も見てみたかったですが、今度来る理由になるのでヨシとします。
というわけで、水牛車に乗ってやってきた由布島は楽しかったです。
2時間弱ぐらいの滞在時間、かつ途中土砂降りの雨に遭遇しましたが結構楽しめました。
今回は西表島のカヤックと由布島観光の日帰りでしたが、次回(があれば)2泊ぐらいして、大自然の島をじっくり堪能してみたいです。