会社などの組織で目標達成のために様々な手段を講じるのは当たり前です。
が、その手段自体が目的化し、本来の目的を見失ってしまう現象をちょくちょく目の当たりにします。
これを「やってる感シンドローム」と名付けてみます。

やってる感シンドロームとは?
「やっていること」に満足してしまい、本来の目的や成果を考えずに手段(施策)を進めてしまう状態のことを言います。形(やってる)だけの活動になり、そもそもの目的が達成されないまま、ただ「頑張っている感」が組織の中に蔓延するのが特徴です。
身近にあった「やってる感シンドローム」の例
1. 数字を達成すること自体が目的になっている
売上や生産性向上のために数値目標が設定されるのは、どの組織でもあります。しかし、その数字を達成することが目的になり、意味のない作業が増えてしまうことがあります。
2. 新しいツールの導入が目的になっている
業務プロセスの改善や業務効率を高めるために、新しいツールを導入するケースは多いですが、導入自体が目的になり、本来の業務改善につながっていないこともあります。
やってる感シンドロームを防ぐには?
1. 「なぜ?」を常に問う
- それは本当に目標達成につながるのか?
- そのツールや数字は、私たちにとってどんな価値があるのか?
2. 目的に立ち返る機会をつくる
- 「そもそもこの目的は何だったか?」を定期的に振り返る。
- やっていることが形骸化していないかをメンバーと話し合う場を設ける。

まとめ
やってる感シンドロームに陥ると、本質的な価値を見失うことになります。「なぜこれをやるのか?」を意識し、短期的な数字合わせではなく、組織がより良い方向に向くことを実施するのが大切ですね。