気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

長野マラソンは見送り、でも春の信州へ 〜長野・小布施

長野マラソンへの出走を見送った今年。
とはいえ、春の信濃路を訪れたい気持ちは収まりません。
天気も良さそうだったので、ふと思い立って車を長野方面へ走らせました。

長野へ行くと必ず立ち寄る、姨捨サービスエリア。
面白いデザインで楽しませてくれます。

今回の目的地は、これまで行ったことのなかった小布施。
到着すると満開の花水木と青空のコントラストが目に飛び込んできました。

まさに春爛漫。

腹が減ってはなんとやら、で手打ちそばのお店へ。
小柄な女性が、しっかりとした動きでそばを打っている姿が印象的です。

注文したのは、天ぷらせいろそば。
お蕎麦が美味しいのはもちろんのこと、山菜の天ぷらが美味しかったです。
特にたらの芽は、食べた時のほろ苦さが春を感じます。

道沿いには、ふわふわとした花をつけた八重桜が満開。
ソメイヨシノも美しいけれど、濃いめのピンクで重なり合う八重桜の花は、どこか可愛らしさがあります。

白く可憐な花も咲いていたので調べてみると、「バイカウツギ(梅花空木)」という名前だそう。春の花々に囲まれて、視覚も嗅覚もフル稼働です。
カミさんも春満開の小布施を楽しんでいるように見えますが、栗の名産地だけに頭の中は「モンブラン」で一杯になっています。

というわけでモンブランで有名なお店へ。

目の前に現れたそれは、栗そのものを食べているかのような濃厚な味わい。
栗きんとんを彷彿とさせるしっとりとした甘さの中に、ナッツ入りアイスの食感がアクセントを加えてきます。

これは…うまい!としか言いようがありません。

コーヒーとの相性も抜群です。

食後は、オープンガーデンとして公開されているお宅の庭を見せていただいたり、煙突が印象的な古い建物を眺めたりしながらのんびりと散策。

締めくくりは、小布施牧場のジェラート
定番のミルクも絶品でしたが、生のいちごをそのまま潰して混ぜたようなストロベリーのフレッシュさには驚きました。これはクセになる味です。

残雪が残るアルプスを背景に、春の花と季節の味覚を思いっきり楽しんだ、贅沢な一日でした。

やっぱり春の長野は良いですね〜。