富山県屈指のビュースポットである「雨晴(あまはらし)海岸」に行ってきました。
晴れていれば、海の向こうに立山連峰がドーンと見える絶景ポイントなんですが……
この日は、あいにくのお天気。

見えるはずの残雪をまとった立山連峰は……はい、心の目で見ることにしましょう。

そんな海岸沿いをのんびり走っているのが、JR氷見線。
高岡から氷見まで、全長わずか16.5km。
駅の数は8つだけ。
短いですが、景色の良さで知られる人気のローカル線です。

踏切が鳴って列車が近づくと、向かいの道の駅の建物からカメラ片手に人がワラワラと出てきて、撮影タイムが始まります。
ディーゼル列車なので、通り過ぎるとちょっと懐かしい燃料のにおい。

しかもこの日は、「ベル・モンターニュ・エ・メール 〜べるもんた〜」といった観光列車にも遭遇。調べてみると土日しか運転されておらず、しかも1日2往復。まったく下調べしていなかったので、見ることができたのはラッキーでした。


SNSでも話題のスポットだけに、晴れている日は大混雑になることもあるそうです。
この日はそれほどでもなく、ゆっくり写真を撮ったり、花や海をぼーっと眺めたりと、穏やかな時間を満喫できました。

晴れていれば立山連峰を望める絶景スポット。
今回は残念ながらその絶景を拝むことはできませんでしたが、それもまた旅の楽しみ。
静かな雨晴を楽しむには絶好の一日でした。