鎌倉といえば大仏。
という図式が頭に浮かぶのは、きっと関東に住まない昭和のオジサンの発想。
これまで車で大仏や長谷寺には行ったことがありましたが、電車で鎌倉に来たのは今回が初めて。駅前は人でごった返していて、さすが人気の観光地です。

今回の目的は、写真家・幡野広志さんと鎌倉の小学生8人が、いまの能登を撮った写真展「のとのなつやすみ」。
少し分かりにくい場所だと聞いていたものの、案の定おのぼりさんはきっちり迷子に。
(頭の中に叩き込んでいた、目印のカフェも見つけられず。。。)

でも不思議と焦りはなく、初めて歩く鎌倉の駅前は、目に映るものが新鮮。
おまけに、何もかもオシャレに見えてきて、あちこちキョロキョロしながら写真を撮ります。
おそらくハタ目には、テンション高めのおのぼりさんそのものだったと思います。

やがてカンカンと踏切の音。
「おぉ!あの有名な江ノ電では⁉︎」と再びキョロキョロ。
電車の姿を見つけると、カメラを構えてパシャパシャ。
完全に舞い上がっていました。

気づけば御成通りの端まで来ていて、Google Mapを開くと——、
しっかり通り過ぎている現実。

仕方なく来た道を戻ってみると「のとのなつやすみ」の看板と矢印がしっかり出ていました。(昭和のおじさん、どれだけ浮かれて、舞い上がっていたんだか。)


場所は一軒家の中にあるgallery「Karden(カーデン)」。
あの「うんこミュージアム」を手がけた「面白法人カヤック」の焚き火会議室に併設されたギャラリーのようです。
焚き火をしながら会議ができる会社なんて、かなり羨ましいです。

肝心の写真展では、子どもたちの視点で撮った「いまの能登」をたくさん見ることができました。震災の「暗い側面」だけを見せるような展示ではなく、大人が見落としてしまいそうな「今」がありました。被災地という言葉では見落とされがちな「暮らしのある場所」がそこに写っていたというべきかも。
見ているうちに「能登に行って、美味しいものを食べたい」と素直に思えました。
(ちなみに、11月に行く計画を早々に立てました)
写真展は11月3日まで開催中。
興味を持った方はぜひ足を運んでみてください。
私の拙い文章よりも、「百聞は一見にしかず」です。