
「これまでにない大人の恋愛小説」が、ついに映画実写化。
というキャッチコピーに、正直かなり引き気味でしたが、主題歌を星野源さんだというのと、SNSで「考えさせられた」の声に背中を押され、おひとり様で観に行ってきました。(直感的にカミさんと一緒には観たくない、と思い)
最初の感想は、「やっぱりラブストーリーか〜」でした。
でも、観終わって時間が経つとじわじわ引っかかる。
というか、引っかかり続けています。
内容はネタバレになるので詳しく書きませんが、
- 離婚
- 親の介護
- 病気や薬
- 子供の結婚
などは、若い頃は話題にも上らなかったものが、50代が揃った飲み会ではメイン・テーマです。そんな、いまの私たちと変わらないリアル過ぎる出来事の中で、物語は進んでいきます。
若い人のキラキラした夢いっぱいの物語ではなく、自分の周りにある「現実」がそこにあって、あれこれ考えさせられる作品でした。
塩見三省さんの演技、セリフがほとんどないのに圧倒的でした。
ほぼ「表情と間」、ただそれだけなのに、彼が思っていることや感じていること、その感情がたくさん伝わってくる、素晴らしい演技でした。
また星野源さんの主題歌「いきどまり」は、
「この曲を含めてひとつの作品」
と、制作側がコメントしていた通りで、ぐっと腑に落ちました。
気になった方は、観に行ってみてはいかが。