昔のITシステム構築プロジェクトの現場には、ホワイトボードや貼り出された進捗表がありました。ITの現場とは思えないほど、超アナログな情報共有です。
多少雑然としていても、「あそこに行けば分かる」という安心感がありました。

いまはチームメンバーが一ヶ所に集まることも少なく、情報共有や日々のコミュニケーションは、TeamsやSlackなどのツールが中心です。
おかげで共有スピードは格段に上がりました。離れていても、打てば届き、返事もすぐ戻ってくる。便利で、もはやない世界は想像しづらいほどです。
でも、火事場のようなプロジェクトに助っ人で入ると、まず情報の迷子になります。
どこに何が書かれているのか分からない。
長く参加しているメンバーは理解していますが、それは暗黙知のままになっていることが少なくありません。

だからまず最初にやるのは、情報を整理し、流れを整えることから始めます。
全員が知るべきことを一か所に集める。
そして、全員が同じ時間に集まるよう、朝会のような場所をつくる。
特別なことではなく、
「どこを見ればいいのか」
「いま何が起きているのか」
を、誰でも分かる状態にして、自然に回る形に整える。

結局のところ、やっていることは昔と変わりません。
ホワイトボードがTeamsなどのデジタルツールに変わっただけで、本質は同じ。
情報を一元化し、流れをつくること。
「あそこを見れば分かる」という状態をつくること。
ツールが進化しても、プロジェクトがうまく回る条件は変わらないのだと思います。
※しかし、本文と写真はまったく関係ないですな…(苦笑)