最近、仕事で生成AI――Google Gemini(Canvas)を使って、簡単なアプリを作っています。
といっても大げさなものではありません。
手元のデータをグラフ化する、といったレベルです。

これまでも、まず考えるのは「何を伝えたいか」でした。
それは今も変わりません。
どんな傾向を示したいのか、どんな課題を浮かび上がらせたいのか?
そこが曖昧なままでは、どんなツールを使っても意味がありません。
ただ、変わったのはその先です。
以前なら、目的を整理したあと、Excelなどの表計算ソフトを開きます。
どのグラフが適切かを考え、表現方法を選び、体裁を整える。
このプロセスには、それなりに時間と手間がかかりました。

いまは違います。
目的を言語化してAIに渡せば、グラフの種類や表現方法の提案まで含めて、一気に形にしてくれます。
まさに、スピードが桁違いです。
作り方に使っていた時間が減り(というより、驚くほど削減され)、「この見せ方で本当に伝わるか?」という本質的な問いに、より集中できるようになりました。
ここが一番の変化かもしれません。

作るハードルが下がったことで、発想も少し変わりました。
完璧に整えてから着手するのではなく、まず形にしてみる。
自分が欲しいツールも「無ければ作ればいい」が現実的な選択肢になっています。
ITのプロのような専門的な知識がなくても、「作る側」に立てる時代。
これは、なかなか面白い変化、少なくとも私はそう感じています。