気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

また行きたい島 〜西表島の旅、これにてひと区切り

西表島は、沖縄県の離島の中で、一番大きな島です。
島の大部分(約90%)が森林で、マングローブや亜熱帯の原生林に覆われています。

周囲はおよそ130km。
ですが、島をぐるっと一周できる道はありません。

もともとは、島を一周する道路の建設が計画されていたそうですが、
一匹の動物の発見によって、その計画は頓挫したと言われています。

その動物が、イリオモテヤマネコです。

20世紀に入って発見された中型以上の哺乳類はめずらしく、
当初はネコ類の中でも原始的な特徴を持つ、新属・新種と発表されました。

そんな貴重な動物を守るべきだ、
そうした機運が高まり、島の開発は止まったと言われています。

そんな背景もあって、
島には背の高い建物はおろか、コンビニすら一軒もありません。
私たち世代が、どこか懐かしさを感じる風景が、
西表島には残っていました。

今回、島を移動するのにレンタカーを選択しました。
島の道路は、制限速度40km/h。

飛ばしようもなく、
走行中、ヤマネコが発見された場所を通りかかると、
注意を促すアナウンスが流れる仕掛けもあり、
のんびり走るしかありません。

結果として、
ゆっくりと島の端から端まで、ドライブすることになりました。

セントレア(中部国際空港)から帰路に着く途中、
りんくうビーチの賑わいが目に入りました。

西表島の夕方の海と、同じはずなのに、
どこか、まったく別もののように感じます。

家に戻って数日。
「また行きたい」という気持ちが、
日に日に強くなっています。