毎月末、経費精算をします。
うちの会社(といっても、ほぼ一人ですが)では、
法人のAmazonアカウントで買った分を、経費として処理する必要があります。
これが、地味に面倒でした。

何が面倒なのか
流れとしては、だいたいこうです。
注文履歴を1件ずつ見て、
経費対象かを判断して、
領収書PDFを取って、
金額と日付を確認して、
MoneyForward(会計ソフト)に登録する。
数件ならどうってことないのですが、
処理を数ヶ月溜め込んで、10件、20件と重なると、かなり気が重くなります。
特に、領収書PDFの取得が曲者で、
注文1件ずつ「注文詳細 → 領収書等 → 印刷」と、
画面を何度も行き来しないといけません。
毎回、「これ、メンドクサイ……」と思っていました。
ちょっと改善してみるか
ふと、思い立ってClaude Codeにぼやいてみました。
「Amazonの経費精算が面倒で。自動化できないかな」
返ってきたのが、
「人の代わりにブラウザを動かしてくれるツール」
でした。
「これで、Amazonのログイン → 注文履歴取得 → 領収書取得まで、全部できます」
……ほんとに?
まずはログインだけでも試してみるか、と。

ログインで、いきなり詰まる
これが、けっこう苦戦しました。
Amazonのログイン画面は、
そう簡単には自動化を受け付けてくれない。
(当然といえば当然)
Claudeが何度かアプローチを変えて試してくれるのですが、
なかなか通らない。
そこで、こう投げてみました。
「今のやり方、一度考え直して、別の方向でやってみて」
するとClaudeは、手順をまるごと見直して、
まったく違う方法を提案してきました。
今度は、すっと通りました。
人間相手だったら、
「さっきの案、いったん忘れて、別のやり方で」
なんて、なかなか切り出せません。
相手の顔色を窺うし、こちらも気を使う。
AIだけに「考え直して」と、遠慮なく言えるのは、
一緒に仕事する相手として気がラクです。
……これ、ちょっと面白いかも。
気がついたら、繋がっていた
そこからは、週末にちょこちょこ手を入れていきました。
ログインが動く。
次は、注文履歴の取得。これも動く。
ブラウザで確認できるレビュー画面を足す。
領収書PDFを自動でダウンロードする。
最後に、MoneyForwardに仕訳として登録する。
一つできると、次が欲しくなる。
そんなことを繰り返しているうちに、
気がついたら、
Amazonログインから会計ソフト登録まで、
一連の流れが、すべて繋がっていました。

使ってみたら……
さて、満を持して。
月末に使ってみました。
経費対象のAmazon注文が、0件、……。
いえ、悪いことではないんです。
むしろ、経費として計上するほどの買い物をしなかった、という健全な月です。
今月末の経費精算が、ちょっと楽しみです。