気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

水平線が美しい 東尋坊 〜福井県坂井市

東尋坊(とうじんぼう)」

一昔前に流行ったテレビのサスペンスドラマに良く登場した場所です。
犯人が刑事に追い詰められる場面で、息を呑むような断崖絶壁を背にして絶体絶命のシーンで目にしたあの場所になります。

約40年ぶりに訪れた東尋坊は、断崖絶壁!のイメージより、まっすぐに続く水平線が印象に残りました。

東尋坊といえば、コレ。
柱状の岩が連なって崖を作り出しています。専門用語では「柱状節理」と言い、溶岩やマグマが冷えて出来た割れ目のことを指すらしいです。

この崖を背に「もう逃げられんぞっ!」と、刑事に追い詰められる犯人が「仕方がなかったのよ〜」などと許しを乞う場面。50代以上の方ならテレビで目にしたことがありますよね。

今回はそんな断崖より、この水平線が印象に残りました。
日本海といえば荒波のイメージが強いですが、今回は岩場に打ちつける波はあるものの、ほとんど波が立っていないこともあってか水平線に見入ってしまいました。水平線と同じように湧いている雲も際立たせているように感じます。

とはいえ岩は岩で、やっぱりインパクトが強いです。

駐車場から岩場までにお土産屋さんや、海産を食べられる食堂など楽しそうなお店が立ち並んでいましたが、蒸し暑さに負けて写真を撮ることも忘れ、早々に退散してしまいました。次に行った際には、ご当地スイーツ「崖淵シュークリーム」など景観以外に気になったものも楽しんでみたいです。

場所:東尋坊 福井県坂井市
撮影日:2023年8月14日
カメラ:SONY α7Ⅳ + FE 20-70mm F4 G