気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

京都を感じる名古屋の名所 〜名古屋・揚輝荘(覚王山)

名古屋の東部は私が住んでいる西の方と比べおしゃれな場所が多いです。その代表格の覚王山(かくおうざん)の中にある、揚輝荘(ようきそう)というところに出かけてきました。


揚輝荘は名古屋の老舗百貨店「松坂屋」の初代社長、伊藤次郎左衛門祐民さんの別荘として建てられたものです。その中を見学すると建物だけでなく庭園も立派で、そこから見える覚王山日泰寺五重塔が、名古屋の景色というより、京都のような風情を漂わせていて、ちょっとした旅行気分を味わえます。


マンションや電柱などがなければ、京都の景色と言っても通用しそうな雰囲気です。
言い過ぎですかね。。。(苦笑)

ここのところ、お昼休みに近所の公園に出かける機会もなくなり、気づいたら桜の季節も終わって、すっかり新緑の季節でちょっと驚きました。花も鮮やかに色づいていて、目を楽しませてくれます。

お天気も良く建物やお庭を歩き回って見学していると、少し汗ばむくらいの陽気。とはいえ日陰に入れば涼しく、時期的に湿度も少ないのでとても快適でした。

庭園の中には豊彦稲荷といった神社もあります。ルーツは京都仙洞御所にあった御所稲荷ということらしい。どうやら庭園も京都にある修学院離宮のお庭を参考に作られたようで、京都の雰囲気を感じていたのは偶然ではなさそうです。

と、覚王山にある揚輝荘、これからお花が綺麗になる季節、近場で観光気分を味わいたい人にはぴったりですね〜。