フクギは漢字では「福木」と書き、福を呼ぶ木とも言われています。そんな縁起の良い木が群生している、備瀬集落のフクギ並木を散策しました。
もともとフクギは沖縄に自生している木ではなく、防風林、防潮林として植生されたとのこと。この備瀬集落の並木道は、往復で2kmほどある距離のほぼ全域にわたって、フクギが群生しています。
見どころのひとつ「夫婦福木」。仲良く寄り添っているように見えますね。
個人的には、夫婦は適度な距離感が大切、だと思うのだけれど、まあ寄り添っている絵面の方が夫婦を象徴しているようで一般的なウケは良いわな、などとヨコシマな考えがふと頭をよぎります。
途中にはカフェがあり、森の中で優雅にお茶を楽しんでいる方々も多かったです。
写真の真ん中あたりに見える穴のようなものは、説明書きを読んだはずなのに全く覚えてない。説明書きを写真に撮っておくのは、これからの自分の人生には必須ですな。
私たちは予定がパンパンだったため、お茶を楽しむ余裕もなくズンズン歩きます。
ガジュマルも見ることができます。
節(フシ)が特徴的。
途中で見つけた古民家。
おじい、おばあが出迎えてくれそうです。
並木を通り抜けると海岸に出ます。
遠くにはツンととんがった形が特徴的な伊江島が見えます。
美ら海水族館方面。
本当は水牛車に乗って並木道をゆったりと散策したかったのですが、土日のみの営業で金曜日に訪れたため、乗ることは叶いませんでした。
ちなみに自転車やキックボードをレンタルすることはできますが、平日でもそこそこ混み合っていて、道が狭い部分もあるためオススメしません。
のんびり歩いて、島の原風景とフクギの森林浴を楽しむのが良いですよ〜。