なんの予備知識も持たずに、沖縄にある今帰仁(なきじん)グスクを見て来ました。
琉球王国が成立する前の13世紀ごろ(鎌倉時代)に建てられており、北部地域を支配していた北山王の居城とのこと。
あくまでも城跡なので、ほぼ建物はなく石垣ばかりだったけど、これまで目にしたことのない壮大なスケールで、どえらい(非常に)圧倒されました。
チケットを買って入場すると、いきなりインパクトのある平郎門(本門)が現れます。石垣の門です。
これまで行った事のあるお城では見たことがない。
門を抜けると、長〜い階段が続きそうです。
体力的には全然問題ないけど、どうやら行きも帰りも同じ道を通る模様。
ふと横に目をやると旧道の案内看板が立っている。
行きと帰りで別の道を使うのも悪くない、ということで旧道で上部を目指します。
さっき見た道と比べると岩がゴツゴツしていて滑りそうですが、きちんと整備されているので何の問題もなし。
階段も順調に登っていくと、、、
どーんと視界がひらけます。
ちょっと万里の長城をイメージさせるような石で作られた城壁(石垣?)と、沖縄の青い海と空、こんな景色はこれまで見たことがなく感動モノでした。
ちなみに石垣の上は、人が歩けそうなスペースはあるものの、残念ながら歩くことはできません。
海とは反対側の山の眺めもサイコーですね。
ここに住んでいた王様が羨ましい気も。
下から城壁を見上げると圧巻です。
ちなみに杭が打ってあるところは、何か建物があった、と説明書きがあったと思いますが、忘れました(苦笑)
ど迫力の石垣です。
きっと一つひとつ手作業で積み上げたと思うんだけど、いったいどれだけの人が、どれだけの年月をかけて、積んだのかがめっちゃ気になったり。
間近で石垣を見ていると、上を歩いてみたい衝動に駆られます。
最初の門に戻ってきて、見張り用の穴からのぞいてみたり。
最後は記念撮影スポットでパシャリ。
左手前にいる子供と比べると、石垣がどれだけの高さが想像できるのではないでしょうか。
と、まあ本土ではお目にかかったことがないものだらけ、非常に見どころ満載で「さすが世界遺産!」って感じでめちゃめちゃ楽しめました〜。