仕事をしていると、
「どうせ無駄ですよ」
「それ、知ってます」
そんな言葉を投げられることがあります。
まだ何も始めていないのに、すでに結論が出ている。

経験を積んだ大人ほど、失敗することへの抵抗が強くなるのかもしれません。
うまくいかなかったらどうしよう。
できなかったら、かっこ悪い。
そんな不安が先にブレーキを踏ませているのでしょうか。
メチャクチャ頑固に見える行動も、実はそういう気持ちの裏返しだったりします。
……と、ここまで書くと、ずいぶん理解のある大人っぽい話に聞こえますが、
正直なところ、心の中では
「めんどくせぇなぁ……」
と思っていたのも事実です。
こういうとき、正論で押してもあまりうまくいきません。
「やれば分かりますよ」と言えば言うほど、相手はどんどん頑固モードに。

なので今回は、ぐっとこらえて、横で一緒に手を動かしてみました。
説明するのではなく、
「じゃあ、ちょっと一緒にやってみましょうか」と。
すると途中で、
「あ、できた」という瞬間が生まれます。
……まあ、内心では
「最初からやれば早かったのに」と思わなくもないのですが。
それでも、動かなかった人が一歩前に進むと、少しだけ報われた気持ちになりました。
あれ?
こんなに自分って大人だったっけ?(苦笑)