ガンガラーの谷は、沖縄に旅行に行くことが決まった時から、カミさんが真っ先に「行きたい!」と言った場所です。
数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた谷で、日本人の祖先ではないか、と言われる港川人が住んでいた可能性がある場所と言わています。
ちなみに、川口浩探検シリーズを見て育った昭和世代は、鍾乳洞や洞窟、そこで発見される人骨など、探検や冒険の臭いがする場所は大好物です。(あくまでも主観、個人によって差があります)
まずはシーサー達がお出迎え。
案内に沿って歩いていくと突然洞窟のような場所が現れ、ガンガラーの谷の入り口となっています。
ガンガラーの谷は、ガイドツアーでしか見学できず、予約が一杯だと見ることすらできないため、事前予約は必須だと思います。私たちが訪れた日も、それを知らなかった人たちが、泣く泣く帰っていくのを目にしました。
受付を済ませ、さんぴん茶が入っている水筒をひとり一本ずつ持って、ガンガラーの谷へ入っていきます。
いきなり亜熱帯を感じさせる植物たち。竹の幹も太く、かぐや姫のように赤ちゃんが入りそうな太いものもあります。
もうね、鍾乳洞やこのガンガラーの谷のシンボルであるガジュマルをはじめ、谷の中に存在する、あらゆるもののパワーに圧倒されっぱなし。
他には暗い洞窟にランタンを持って入って行ったり、石棺と人骨が発見された場所を見学したりと、昭和の人間が抱いている探検感を刺激されまくりの約90分でした。
いや〜、楽しかった。