気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

南極物語

名古屋港には南極観測船「ふじ」がいる。

ずいぶん長い間ここにいると思ったので、改めて調べてみたら1985年8月から係留され、博物館として一般公開されているとのこと。約40年近く経っている。現在は2023年3月に照明設備から発生した火災に伴う安全確認中で、中に入ることはできなかった。

南極といえば「タロ」と「ジロ」である。ちょうどこの船がここにやってくる頃に上映されていた映画「南極物語」で描かれた兄弟犬。南極に取り残されながら1年間生き延びて救出された例の物語である。映画だけでなく教科書にも載っていたので、ご存知の方も多いだろう。

南極物語は大きいスクリーンと迫力のある音響の映画館で見た。犬の物語より興味を惹きつけられたのが、映像に映し出される南極の自然の厳しさや美しさ、極限の環境で生活する隊員達の情熱や逞しさであった。冒険感のある非日常的な映像と物語にワクワクしながら見ていた記憶がある。

最近は南極観測隊のニュースを耳にする機会は少なくなってしまったが、きっとあのころと変わらない物語がそこにあるのだろう、とふと考えた休日であった。

 

場所:名古屋・名古屋港ガーデン埠頭
撮影日:2023年4月16日
カメラ:SONY α7ⅳ
レンズ:SONY SEL2070G