気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

熱中することから得たもの

熱中しやすい体質のようである。

大人になってから一番熱中したものはランニング。ダイエット目的で走り始めたのだが、体重がみるみるうちに減っていくことに面白さを感じ、ものすごくハマった。一番走っていた時期は月間走行距離が300kmを超えていた。単純計算すると1日平均10km、になるが実際はそうでなく、平日は3日程度を10kmのJOGを行い、週末の2日は20〜30kmを走るイメージである。

練習したら発表する場が欲しくなるわけで、当然マラソン大会に参加する。これも近場のレースだけではなく、遠方の大会にお金も時間も掛けて出場していた。東京マラソンに始まり、別府・大分毎日マラソンや、北海道マラソンなどなど。

レースの種類も42.195kmを走るフルマラソンだけでなく、ウルトラマラソンといった1日で100kmを走るレースにも参加していた。高知県で行われる「四万十川ウルトラマラソン」や、岩手県で行われる「いわて銀河ウルトラマラソン」を走った。

熱中していた時期は10年程度で、仕事の忙しさなどで徐々に走ることから離れていった。現在では月間走行距離は100km走れば良い方で、先月などは20km程度という有様。レースの方はコロナ禍で制限されたこともあるが、フルマラソンを年1回走るだけ、といった状態が続いている。

とはいえ10年ハマり続けた「経験」は貴重。最初は下手くそでも継続すれば、一定レベルまでは上達することを身をもって知れるし、経験したことのない人へアドバイスもできるようになる。自己紹介や雑談のネタにも困らない。

なんといっても、カミさんに対して貴重なお金と時間を投入することへの説明が上手になる、これが熱中したことで得られた最大の価値である(笑)

場所:名古屋市中村区周辺
撮影日:2023年6月24日
カメラ:SONY RX100M3