関ヶ原、と聞いて何を思い浮かべますか?
そう、天下分け目の合戦が行われた「関ヶ原の戦い」の舞台です。各武将が陣地を構えた場所が観光用に整備されていて、通るたびに気になっていました。
伊吹山のドライブ&ハイキングに行った帰りに、時間があったので立ち寄ってみたら、関ヶ原の戦いについて深く知ることができ、思いのほか良かったです。
私が住んでいる町は、豊臣秀吉の生誕の地。
なので、豊臣家の家臣で西軍の大将だった石田三成の陣地に行ってみました。
旗に書かれた「大一大万大吉」は、石田家の家紋かと思いきや旗印で、「一人が万人のために、万人が一人のために尽くせば、天下大吉となる」という意味らしい。ラグビーで言うところの「One for all, All for one」といったところか。
石田三成の陣地は、笹尾山といった小さな山の上にあります。
そこに至る階段は、写真で見ると果てしなく見えますが、実際には100m程度。この階段を見て引き返す観光客もいらっしゃいましたが、大したことはないので行ってみるのが得策です。
暑い中(この日の気温は35℃)黙々と登っていくと、「石田三成陣地」と書かれた旗と展望台らしきものが見えます。
展望台に到着。
見晴らしが良いです、敵の位置や動きが一目で分かったのではないかと想像できます。
説明看板を読みながらお勉強。誰がどこに陣地を構えて、敵か味方かもわかるし、合戦の日の顛末も書かれていて、知っているようで知らなかったことがわかりました。何日にも渡って戦っていたのかと思いきや、一日足らずで決着がついていたこととか。
ちなみに合戦が行われた9月15日は「関ヶ原合戦の日」として記念日に認定されています。今年は、その日から大河ドラマとタイアップしたイベントが行われるようです。興味のある方はお出かけしてみてはいかがでしょうか。
場所:岐阜県不破郡関ヶ原町
撮影日:2023年9月3日
カメラ:Fujifilm X-T30Ⅱ + XF 35mm F1.4 R