気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

時間がある

3人兄妹の末っ子が本格的な受験シーズンに突入したため、週末にまとまった時間ができるようになった。

それは、約30年続いた育児に終わりが来そうなことを意味している。
子育て真っただ中の時には、そんな日が来るなんて想像できなかったけど、どうやら終わりがありそうだ。

今は「うれしい」というよりも戸惑いの方が大きい。長い間、子どもを中心とした生活で過ごしてきたので無理もない。ま、突然「終了〜」となるわけではなく、ひとり、また一人といった具合にだんだん終わっていっているので、慣れる時間はそれなりにあったはず。だけど、最後の一人、となるとどうも感傷的になるようで、こんなブログまで書いてしまっている。

いったんセンチメンタルモードに入ると、机の上に置いてあったカミさんが作ったお弁当までにも気持ちが動いて、思わずカメラを持ち出した。今まで何度となく目にしたフツーのお弁当だが、あと何回この光景を見ることができるのだろう、などと感じ、思わずシャッターを押してしまっているのである。

センチメンタルモードのおじいちゃんは、客観的に見てあまり感じの良いものではないと自覚している。だけど、気持ちが動いた時に写真を撮る、といった行為は歓迎すべきものだと思い、おじいちゃんがセンチメンタルモードに入ってしまうことを自分で許可することにしました。