気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

和田誠展に行ってきました 〜愛知県・刈谷市美術館

InstagramかX(旧Twitter)で流れてきた「和田誠展」の広告。

正直に話すと和田誠って誰?っていう状態だったど、調べてみるとイラストレーター、グラフィックデザイナー、エッセイスト、映画監督、って出てきて、マルチな才能を持った何だかスゴイ人。俄然興味が湧いたので、自宅から車で50分くらいの刈谷美術館に展覧会を見に行ってきました。

受付でチケットを買って、さあ入ろうとしたら「写真撮影OKです」のひとこと。
美術館は写真NGの印象が強かったけど、太っ腹な主催者に気分が良くなり意気揚々と会場の中へ。

幼少期の頃から、83歳で亡くなるまでの代表作が会場中央に設置された柱にまとめられていて、これを読むだけでも結構な時間がかかり、膨大な作品を生み出された方、ということが理解できます。

柱の横の壁側には作品の実物も展示されています。
また、会場は第1〜第4会場まであり、広告、絵本、ポスター、レコードジャケット、雑誌の表紙、本当にさまざまな作品があります。

作品のテーマに合わせてイラストのタッチを変えたり、その絵が持つ雰囲気ごとに文字のロゴがデザインされていたり、ものづくりをする方の凄まじさが垣間見えた気がしました。

和田誠さんの代表作、週刊文春の表紙。1977年から2017年までに書いた枚数2000枚。壁一面に表紙が展示されている様は圧巻です。

一番気に入った「ことばのこばこ」

と、膨大な展示に圧倒されながらも素晴らしい作品を堪能しました。
予定の都合で1時間30分程度の滞在になってしまいましたが、じっくり見るには3時間は欲しいところです。2023年11月5日まで開催されているので、予定が合えばもう一回見に行っても良いかな、と思えるぐらい良かったです。

場所:刈谷市美術館
撮影日:2023年10月14日
カメラ:Fujifilm X-T30Ⅱ + XF 23mm F1.4R