気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

仕事の効率を上げるために

たまには仕事の話しでも。

システム開発に携わって30年を超えている。最初はプログラマーからキャリアをスタートして、SE(システムエンジニア)になり、開発プロジェクトのリーダーやマネージャを経験してきました。

ここ10年くらいは直接プロジェクトに関与するのではなく、支える役割に回っています。そのためプロジェクトや仕事の進め方について、相談されることが多いです。

仕事が回っていない場合に共通するのは、

  1. 目的を理解していない
  2. ゴールを確認していない
  3. 段取り(計画)ができていない

あたりがトップ3です。

目的を理解していない

「なぜ、この仕事をやらなければならないか?」を考えていない人が実に多いです。お客様に言われたまま、なんの疑いを持たずに手を動かしてしまう。
目的を理解していれば、指示された内容より、良いやり方を提案することができますし、間違った指示にも気づくことができます。

無駄を減らし生産性を上げるためにも、仕事の目的を理解することは必須です。

ゴールを確認していない

「何を達成すれば仕事が完了するか?」を確認しないで突っ走ってしまう人も多いです。自分の基準や思い込みでゴールを設定し、完了したことを報告すると、足りてなかったり、やり過ぎだったり。。。期限ギリギリに完了基準に達していないことが発覚すると目も当てられません。慌てて残業したり、他の人に助けてもらったりという経験を持つ方も、少なくないのではないでしょうか。

手戻りしないためにも、仕事を受けるタイミングでゴールの確認も必須です。

段取り(計画)ができてない

予算の大きいプロジェクトで、計画がないのは流石にありませんが、日々の小さいタスクや課題の段取りができていない人も多いです。1日1つづつ片付けられるものだけなら良いですが、何日も必要だったり、小さいタスクをたくさん持っている場合の方が多いと思います。他のタスクに埋もれて期限を超過してしまったり、いざ着手しようとした時に、他の人のタスクがまだ終わっておらず、着手できなかったりするケースがよくある失敗パターンです。

まず最初に、目的を理解してゴールを確認、それと合わせて期限や他のタスクとの依存関係や順番を考えることも重要です。

まとめ

こう書くと「当たり前じゃん」と思う人がほとんどだと思います。でも、忙しくなってくると、途端にタスクを消化する方に集中してしまい、多くの人はおざなりになってしまいます。そして手が回らなくなって、どうしよう〜、と相談に来るケースがほとんどです。
なので少しでもドキッとした方、仕事が上手く回っていないと感じている方は、これらのことを実行することで、効率良く仕事ができるのではないかと思います。

仕事だけでなくプライベートのイベントや趣味でも、このあたりを意識すると効率が上がって、想像していたよりも多くのことができるようになります。