ふとした瞬間に「休んでいないな」と思う時がある。それはゆっくり考え事をする時間が取れていない時に感じることが多い。
ゆっくり考える、といっても、休日に大きく時間を確保して「さあ考えるぞ！」と気合を入れて真剣に考える状態ではない。テーマも「これからの人生」とか、「世の中の困りごとを解決する」とか、そんな高尚な内容でもない。
ふとした空き時間にリラックスした状態で、頭に浮かんでくることをどんどん拡げて、出発点からは思いもよらなかったゴールに至ったり、自分の中のモヤモヤした感情をきちんと言語化できたりすることが、自分にとって「ゆっくり考える」ことである。
そのためには意味のないインプット時間を削って、ちょっとした空き時間を作る意識が大切である。例えば、目的を持たないネットサーフィン（死語か⁉︎）とか、テレビを点けっぱなしにして、ダラダラと見てしまう、などの時間などである。
時間は有限である、とか、時間は誰にでも平等、など時間の重要さを耳にする機会は多い。わかっていてもつい流されてしまうのが人間でもある。惰性でテレビを点けたり、PCやスマホをいじってしまうことは、誰しも身に覚えがあるのではないだろうか？
これらの問題を解決する方法で、自分に合っているのは「お散歩」である。30分〜1時間くらい近所の公園を歩いていると、様々なことが頭に浮かんで来るし、メモをとりながら整理もできるので、「ゆっくり考える」にはぴったりである。
