気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

意識して時間を無駄使いする

貧乏性です。

夏休みなどのまとまった休みがあると、つい旅行などの予定を詰め込んでしまう。休みの期間中にどこかに行ったり、何かをやった、という達成感を得ないと損をした気分になってしまう。今年の夏休み前半も福井に旅行に出かけたし。

だけど、夏休み後半は台風が来てお天気が良くない日も多かったため、出かけるのをやめて家の中で過ごすことにした。読書したり、コーヒー豆の焙煎をしたり、料理をしたり。ときには、何もせずにぼけ〜っとしてみたり、昼寝をしてみたり。

意外にも結構これが楽しく感じるのである。

結果として何もしていない/できなかった、のではなく、自分が意識して(ある意味)時間を無駄に使うのは楽しいし、充実感もある。なんなら、これまで「忙しいのは正義だ!」とでも考えていたフシがある自分を否定しても良いくらい。

無駄使いを楽しんでいると、今度はやってみたいことや、新しいアイデアなど、前向きな考えがふつふつと頭の中に湧き上がってくるから、あら不思議。

きっと忙しい状態が続いていると、身体やアタマは物事を処理するだけで精一杯、他のことを考えたりする余裕がないのだろう。今回のように一定期間、身体とアタマを休ませることで、気持ちを前向きにさせたのだと思う。

やっぱり休息を取ることと、ゆとりや時間の余白みたいなものは大事だね〜、と当たり前のことを感じた今年の夏休みでした。

場所:名古屋市 名古屋駅周辺
撮影日:2023年8月20日
カメラ:SONY RX100M3