貧乏性です。
夏休みなどのまとまった休みがあると、つい旅行などの予定を詰め込んでしまう。休みの期間中にどこかに行ったり、何かをやった、という達成感を得ないと損をした気分になってしまう。今年の夏休み前半も福井に旅行に出かけたし。
だけど、夏休み後半は台風が来てお天気が良くない日も多かったため、出かけるのをやめて家の中で過ごすことにした。読書したり、コーヒー豆の焙煎をしたり、料理をしたり。ときには、何もせずにぼけ〜っとしてみたり、昼寝をしてみたり。
意外にも結構これが楽しく感じるのである。
結果として何もしていない/できなかった、のではなく、自分が意識して(ある意味)時間を無駄に使うのは楽しいし、充実感もある。なんなら、これまで「忙しいのは正義だ!」とでも考えていたフシがある自分を否定しても良いくらい。
無駄使いを楽しんでいると、今度はやってみたいことや、新しいアイデアなど、前向きな考えがふつふつと頭の中に湧き上がってくるから、あら不思議。
きっと忙しい状態が続いていると、身体やアタマは物事を処理するだけで精一杯、他のことを考えたりする余裕がないのだろう。今回のように一定期間、身体とアタマを休ませることで、気持ちを前向きにさせたのだと思う。
やっぱり休息を取ることと、ゆとりや時間の余白みたいなものは大事だね〜、と当たり前のことを感じた今年の夏休みでした。