仕事終わりにちょっと、というと、「一杯」と続ける人が多いのではないだろうか？自分は「一枚」で、帰り道にお散歩しながら写真を撮るのがお気に入りである。
ちょっと前までの相棒はコンデジのSONYのRX100M3だった。コンパクトなサイズながらパキッとした画が撮れるZEISSレンズが魅力のカメラである。スマホとは違ってファインダーも付いているし（老眼にとっては結構大事）マニュアル撮影だって可能である。ただ、自分だけかもしれないが、マニュアルで撮影する際、どのダイヤルやボタンに何が割り当たっているのかをすぐに忘れてしまう。
ここにFujifilmの「X -T30Ⅱ」が加わった。
このカメラはダイヤルが一杯付いていて、露出やシャッタースピードなどの設定をマニュアルで操作するのが、非常にやりやすいカメラである。シャッタースピードや露出補正はカメラ上部の専用ダイヤル、露出はレンズ側のリングを操作すれば良く、一度理解してしまえば悩むこともなく、とてもわかりやすい。
そのため、状況に応じたシャッタースピードや露出などの設定を考え、いろいろ試しながらゆったり撮影するスタイルにとてもマッチしている。写真を撮ることが純粋に楽しく、その気にさせてくれるカメラ、ともいえる。
まだまだ仕事終わりの「ちょっと一枚」は続きそうである。
場所：名古屋市中区〜西区
撮影日：2023年7月6日
カメラ：Fujifilm X-T30 + XF35mm F1.4R
