気ままな日常

写真やカメラを中心に日々感じたことを綴ります

こたつとみかんとお正月の想い出

お正月といえば「みかん」である。

子供の頃は、こたつの上にカゴ盛りされたみかんを食べながら、お正月のテレビ番組を見るのが我が家の定番だった。我が家だけでなく他の家庭も似たようなものだったのではないだろうか?

こたつは相変わらず我が家のリビングのマストアイテムとなっているが、みかんがこたつの上に乗らなくなったのはいつ頃からだろう。全く思い出せないが、気がついたら、こたつの上からみかんが消えていた。

多分みかんがこたつの上から消えたのと同じくらいの時期に、家族全員でテレビを見る習慣もなくなったのではないだろうか。リビングという同じ空間にいて、テレビは点いているものの、各々がスマホを見ていたり、ポータブルゲーム機でゲームに興じていたり、読書に耽っていたり。

少し寂しい気もするが、同じ空間で同じ時間を過ごすことができるというのは、素敵なことだと改めて感じた。

最近は子供が成長し家から巣立っていき、家族全員が揃うことも少なくなったため、お正月やお盆など、人がリビングに集まる機会はとても貴重な時間となっている。

そんな機会を存分に味わい尽くしたいと思った、今年のお正月である。

ちなみに写真はお歳暮でいただいた「紅まどんな」という愛媛産のみかん。
外の皮も薄皮も非常に薄く、甘みと酸味のバランスが良いみかんでした。