昨年の終わりごろからカメラの使い方や構図などのテクニックの話ではなく、写真家が写真を撮る際の考え方や姿勢について、知りたい欲が高まっていました。そんな中、写真家のワタナベアニさんのX(旧Twitter)の投稿に、この本の紹介がありました。表紙に写っている女優の小橋めぐみさんの美しさと、タイトルの「カメラは、撮る人を写しているんだ。」に惹かれて購入しました。
小説のような師匠と弟子の会話が楽しく、時にはドキッとさせられながら、あっという間に読み終わってしまいました。本の内容を消化できたとはまったくいえず、考えることや考えなければならないことが山ほどある、ということを発見したのが、現段階の成果です。
なので、大したことは書けませんが、自分の印象に残ったタイトルを書いておきます。
- 撮るとは「選ぶ」こと
- 絶対に撮ってはいけないもの
- 「いい写真に必ず写っているもの」
あと、本の中に書いてあったこととして、ボケはカイゼンと同じように日本語がそのまま英語として通じるらしい(スペルは「bokeh」)。日本人がなぜボケが好きなのかを考察しているくだりも面白かったです。
まずは、自分の中で本の内容を消化しつつ、いろいろ考えて写真を撮りたいです。